首都防衛シミュレーション

思考が切り開く新未来

日本国における基本的人権の現状

✳︎ 芸能界の性加害問題は大前進

東京の防災を調べていて気付いた問題点としての官僚の独善性についての考察から前回の記事においては国民主権三権分立と言った視点からの論を進めましたがそもそもの日本における基本的人権についてしっかりと押さえておきたいと思います。

と言うか論じる事も憚れるひどい状況だと思います。

今や表沙汰になったあの芸能事務所の問題です。
誰もが知っていて見て見ぬ振りをしてきたあの話題です。
しかし一体どれだけの被害者がいるのでしょうか?

8歳の頃に被害にあったと言う方の告白も聞きます。完全に無力な児童への人権侵害です。
国によっては極刑を免られないはずのとんでもない重罪です。

遂には国連の団体や海外メディアさえも動き出しました。
しかし国内の世論は結局のところ中途半端な論調でフェードアウトと言う感じです。

さらにひどいのはそう言った被害者達をさらに冒涜し人権を侵害する多数の人達の存在です。

全く理解に苦しむ状況ですがつまりはこう言う事です。

日本の既得権益層は国家の主権どころか国民の基本的人権すら完全に侵害することを恒常的に是認している。

それを成し遂げてきた人類の歴史に於けるこれまでの闘い、叡智に対する敬意を微塵も持たない、何の裏付けも思想も持たずに正当な権利を持つ人々のそれらを蹂躙するのみの人間達によって日本は乗っ取られている。

しかし遂に状況に風穴が開き巨大な山が動いたのです。
この奇跡のような流れを絶対に止めてはいけません。

✳︎ 既得権益バームクーヘン

既得権益の構造性やその相関関係を捉えて既得権益バームクーヘンと呼ぶ呼び方があるそうですがとても的を得ていると思います。

要は利得のやり取りとその値段によってそれぞれのメリットの図式を整理するとまるでバームクーヘンのような一点の中心を持った構造性を見出し得るという事の比喩なのでしょう。

親分の下に子分、その下にはさらに三下子分と言った所でしょうか。

中心に近くなればなるだけまさに人権などとは程遠い、単なる ” 生け贄を差し出すのが当たり前のような倒錯した感覚の世界 ” を日本国民はまるで喜んで是認してしまっているかの様です。

逆に言えば ” 日本における人権 ” を考えるならばまさにその構造のどこからがレッドゾーンなのかをわきまえることでしか守り得ない最悪の状況下にある事をしっかりと認識すべきでしょう。

そのギリギリのラインを探りつつ越えてしまい、虎の尾を踏んでしまっては完全に孤立無援になってしまいかねない訳です。

とは言え時代の見えざる手に動かされたかの様な世論による神聖とも言える闘いは継続されており奇跡のように大きな山は動きました。

この闘いはある種の膠着状態を前提としながらの情報戦であり騙し合いです。
バームクーヘンの様子を伺いながら少しずつ敵を嵌めて行きながら掃除を進めて行く様なイメージです。

情報の拡散によっていわば  ” 上級国民 ”  の動きは完全に見切られてしまったのと同じ状況に急転直下の早業で進展してしまったのです。
あらゆる状況証拠の関連性を透かして見る事によってです。
法的、社会的なフェーズではなく、しかし一定多数の情報拡散による認知(デジタルタトゥー)が一瞬にて形成されてしまった訳です。

つまり彼らのさらなる犯罪行為に対する加担や共犯性を見透かしてしまっていると言う事です。
もちろん今後顕になって行く事でしょう。

おそらく国際的な広がりを持って。

これにより既得権益者達も以前の様な強引なやり方はもはやできないようになってしまっているのではないでしょうか?

まるで神業の様だと思いませんか?

世界史いや人類史的な観点から見てもあまりに重要な大前進を成し遂げたと理解すべきでは無いでしょうか。

とはいえ基本的人権とはまだまだこれから認識し直し、構築し直して行かなければならない最重要事項と言えるでしょう。

意味も無く権力者に生贄の子供を捧げるなどと言う蛮行を早くやめさせなければいけません。

既得権益バームクーヘンの構造は逆説的にその事を進めて行く上で判りやすく改善の道筋を顕して行く事になって行くはずです。

✳︎ 基本的人権とは

さて話が逸れたかもしれませんが簡単にまとめてみましょう。
私たち日本人にとっての基本的人権とは何か。
事実に基づいて述べるならばこうです。

経済力及び政治力を手中に納めそれを基に社会階層を形成する。
階層の上部に於いては下層の人間の様々な権利を剥奪することが出来るようにする。
生命も身体も社会的名誉も所有する事が出来る。
法律はその構造に基づき権力者の欲望を満たす事を前提としこれを守るために存在する。

以上になります。

つまり

 ” 生贄を要求する権利を我ら日本の支配階級は基本的に持っている ”

と言うのが実際の日本における ” 基本的人権 ” という事になります。

そして大多数の国民がおこぼれ欲しさにこの彼らの要求に付き従っている。
読者の皆様も良くご存知のはずです。

✳︎ 権利は勝ち取らなければ本物ではない

しかし喜ばしい事に今やネットによる情報の拡散が後押しして巨大な虚構が崩れ去る時代に一気に突入しました。
とは言えやはり本物の権利と言うものはタダで手に入るものでは無いのでしょう。

然るべき闘いを経てこそのもののはずです。

SNSによるあらゆる情報戦も正しく必要な現代の革命戦争と言えると思います。
まだまだ芸能事務所問題に関してすらふらついているマスコミの態度の様な意味の分からぬ言説も後を経ちませんが追撃の手を緩めてはいけないと思います。

真っ当な当たり前の基本的人権を日本国民として勝ち取って行くべきです。
今がその時なのです。おかしな既得権益者がいたら即刻晒しましょう。

真実を伝える私達は正しく権利を尊重して行きましょう。
できる範囲からで良いのです。声を上げて行きましょう。
その一歩が無ければ全ては終了です。

✳︎ まとめ

” 社会的強者が力の弱い子供を生贄として蹂躙することの出来る権利 ” が現代の日本における基本的人権である訳ですが芸能事務所の性加害問題の進展はようやくの反転攻勢の合図となりました。

誰しもが理解しているはずの当たり前の ” 基本的人権 ” を日本の伝統に立脚した揺るぎない価値観の上に闘い勝ち取り確かなものにすべき時が来たのです。

既得権バームクーヘンを良しとする錯誤者の行為を徹底的に糾弾し是正を促して行く。
全力で進んで行きましょう。

この闘い無くして真の国防などあり得ませんから。

これらの芸能事務所の件以降、国内ではネット等で晒されることに対する良い意味での警戒感からかことのほか様々な分野で基本的なコミュニケーションにおいての好転の兆しをそこここで感じることもあります。

特に現場ではです。
組織の上に行く程おかしな事はまだまだあると言う感じですが現場の先兵ほど割りを食わない様な慎重さを持ち始めて来ているのかもしれません。

一つ一つの事柄、事象に何しろ正論を突き詰めた上でしっかりとした態度で闘って行くべきでしょう。

そして正しい政治家を投票行動にて選出するのです。
来るべき選挙が岐路、大きなチャンスとなるのではないでしょうか。

最後までお読み下さいましてありがとうございます。