首都防衛シミュレーション

思考が切り開く新未来

大きなテーマは3つ 地震 軍事 経済

首都防衛シミュレーションでは以下のテーマを独特かつシンプルな見方で考え進めて行きます。

首都である東京を中心としての
地震
軍事
経済
がテーマです。

それぞれのテーマについてシンプルな思考実験を進めてみます。複雑で広範囲過ぎるテーマになりがちですから具体的に何をすれば良いかを明瞭にするためにです。いきなり面を見るのではなく、確度の高い点を一つずつ潰して行くイメージです。
” 思考停止 ”が存在するのであればまずシンプルに動けるようにする事を目指します。
考えながら動く。動きながら考える。考えるより先に動く、みたいな感じです。
素人でなければできない事が必要な時とはまさに今が時だと言う事では無いでしょうか?

世界情勢が様々な難しさを抱えている2022年現在、日本においてもあらゆる意味での不確かさが国全体を覆っているとすら感じられます。
政治的な問題ならば人間の選択肢の可能性にと帰結するのでしょうが昨今の大きな懸案の一つとしての自然災害ならばどうでしょう。
特に巨大地震です
東日本大震災クラスの大災害であれ日本全体としては多大な被害を被ったものの舵を切り損ねずに乗り切って復興を遂げる事は国家体制としては困難では無かったのでは無いでしょうか。
もちろん当事者の苦労は計り知れない物であったとは言えです。
しかし首都機能により大きく影響する震災ならばどうなのでしょうか?
機能自体が修復可能なレベルであれば良いですがその停止や崩壊も有り得るというのが今後予測されている巨大地震です。
そうなった場合は首都東京の人口密度、その生活環境、地理的な要素を冷静に考え合わせてみると東日本大震災の状況とはあまりにも深刻さのレベルが大きくなると思われます。
自然災害における危険度ランキングにおいて断トツの世界1位(2位に7倍差の時も)であるという事も東京を考える上で見逃せません。

首都機能の問題
過密な人口の問題。(大阪圏の倍、名古屋の3倍)

この二点は東京独自の最大かつ最重要な観点だと思います。
国家体制その物の、すなわち日本国の存続にかかわる究極的な問題に直結し得ます。
世界的な激動はそれはそれとして現実的な震災に対する認識やシミュレーションを冷静に再認識、再構築すべきタイミングなのではないかと思います。
筆者は専門家ではない一般市民ですがだからこその意味があると考えています。
素朴な疑問と何物にも忖度する事の無いクールさを持って考えることが出来るからです。
一市民としてわかりやすく、実用的な情報を追求します。
素人だからこその視点と現実的な対応予測をベースに様々な情報を得ていきたいと考えていますし、シミュレーションをしてみたいと考えています。
あらゆる行政や情報機関が何らかの機能不全にあるのは明白な状況ですからその現時点での可能性の範囲を見定めて繋ぎ合わせるような作業が不可欠なのではないでしょうか。
つまり機能不全という点においては人災と言えると思います。
そしてその対応を考えるには根本的な発想の転換が必要なのではないでしょうか。
そこでもまた素人の強みを遺憾無く発揮できますし。

そういった問題意識を前提として読者の皆様の日々の備え、社会や国家に対する認識、意識を多少なりとも触発出来ればとの思いで筆者自身も学びつつ考えつつ筆を進めたいと思います。

まずは首都直下型地震に対する考察(シミュレーション)からスタートします。

最後までお読みいただきありがとうございます。